【FEサイファ】15弾SRカードたち

遅ればせながら語っていきます

15弾が発売しましたね！14弾では初動価格予想もしてみましたが、今回は発売後なので無し。15弾はR以下にも優秀なカードが多いですが、とりあえずSRに絞って淡々と触れていきます。

■幸せな夢と共に カタリナ

主人公交代のHS、必殺攻撃と同じコストでオーブを無限送りにするスキル、そして主人公のパンプという汎用性を詰め込んだ1枚。単体でも完結しているスキル構成だが、HSと主人公パンプを最大限活用したい場合デッキ構築も多少配慮するがある。雑に積んでもそれなり以上に活躍してくれそうだが、最近増えてきた他の主人公交代スキル持ちと組み合わせてぐるぐるバトンを回していくのがいい気がする。

それにしてもクリスを差し置いてSRを貰っちゃう辺り、やはりサイファというゲームで女の子と魔道は正義なのである。

■超魔法に選ばれし者 マリク

2枚目の魔道SR。サイファ初（たぶん）のバウンススキル持ち。バウンスされたカードは次のターン出撃できなくなるため、撃破よりもある意味強力な除去と言える。さらにコスパの優秀なハンデススキルも持ち、相手の手札を増やさずに除去が可能。バウンスとハンデスはそれぞれ単体で優秀だが、前者は腐ったカードとはいえ相手の手札が増えてしまうデメリットがあり、後者は自分の方が手札が少なくないと使えない制約がある。両方同時に使うと「アクションと1リバで1体撃破」という効果とあまり変わらず、最近の魔道SRにしては微妙なアドと言えなくもない。ジレンマを抱えたユニットだが、バウンスによる除去をメインと考えて使うのがいいと思う。

■果て無き闘いの荒野で オグマ

実に第1弾以来となるSRオグマ。1コス上がってるとはいえ、それを抜きにしても1弾のSRオグマとは比べ物にならない。味方の数だけオーブの破壊枚数が天井知らずに増えていく豪快なワンショットスキルを持つ。しかし2リバという微妙に軽くないコストに加え、サイファでは「オーブ○枚割り」という効果はあまりに頼りにならないことが多く、既存のオグマは序盤から主人公を殴っていくものが多いため今ひとつ噛み合わない。やはりメインは下のスキルだろう。殴り切りの場面なら、コスト無しで軽量版凱歌が発動すると考えると非常に頼もしい。

■ドラゴン・プリンセス チキ

出るたびに高いレアリティで収録されているチキが、歴代最重量でSR収録。スキルの方もヘビーなものが備わっており、出撃コストが合計6になるように撃破する地獄万力みたいなスキルと、未行動化時に手札から踏み倒せるスキルを持つ。屍を一掃できたりするので状況次第では非常に優秀な撃破スキルだが、次のターン未行動にならないのが痛い。出撃自体に6コスもかかるので、返しのターンを凌げる算段が無ければ気軽には撃ちづらい。それをカバーするためもあってか未行動化時にメリットが設けられているが、相手もそうなる前に処理しようとしてくるのでこちらもやや使い辛そう。いっそのことHSで主人公にしてしまったり、ジークと組み合わせて6体撃破を狙ったりするのが良さそう。

■殺戮人形 クライネ

ひとつめのスキルはオーブを公開させて、場合によっては無限送りにするというもの。特別な手順を踏まない限りは、オーブ公開だけで終わってしまいそうな気がする。ふたつめのスキルでは後衛の敵を神速回避不可にする。後衛の敵を殴れて撃破時にスキルが発動するユニットとの相性が良い。パッと思いつく主人公では、アシュナードやジークが候補。特にジークは下級クライネも併せて8枚搭載しちゃってもいいいくらいだと思う。上級職の弓矢ユニットは弱い弱いと言われているので、テコ入れを感じさせる1枚。

■飛竜を駆る魔道姫 マリア

貴重な飛行魔道。あとはインバースくらいだっけ？その分戦闘力の査定がちょっと低めだが、2コスで出撃できると思うとむしろ高いくらいである。味方の飛行全員に敵撃破時1リバ1ドローを付与でき、しかもたった2コスなのでシステムユニットとしても取り回しやすい。飛行デッキの主人公といえばミネルバやレヴィンだが、実は1コスは飛行を持ってないのであまり相性がよくない。15弾で追加された3姉妹やアルテナなんかと組み合わせると良さそう。

■光去り行く黄昏 カムイ（女）

新しい4cカム子。4コスながら無条件で80受けが可能で、おまけに条件付きだがドロースキルも持つ。純粋なカードパワーとしては踏み倒しを持つ4弾の白カム子の方が強力だ（と思う）が、6cまでの繋ぎと考えるなら固さと色でこちらに軍配が上がる。既に環境上位に君臨しているカム子デッキにおいて、既存の4cを抜いてでも入れる価値があるとなると安くはならなさそう。主人公としてはこっち、白黒デッキに出張するなら白カム子みたいな感じになるんじゃないだろうか。

■イエス・ユア・ハイネス ジョーカー

白黒SR枠のジョーカー。アクションと2リバで神速不可を付与するスキルと、露骨すぎる魔道メタスキルを持つ。神速不可はあらゆるデッキで使えるタイミングがあるので是非とも出張させたいところだが、白黒という出張に向かない色が足を引っ張る。逆に言うと白黒デッキならとりあえず入れてみていいレベルに見えるので、アクアやカム子やシャーロッテみたいなビートデッキでとりあえず試してみようと思います。また魔道に撃破されないということで、後衛に置いておけばデッキによっては処理にかなり手間取る。主人公運用もありかもしれない。

それはそうと魔道メタが黒に偏りまくってる気がするけど大丈夫か……？

■灼陽の天空姫 ヒノカ

白夜王枠にして15弾2枚目の弓矢SR。目玉はやはり踏み倒しスキル。出撃コスト5と重いものの、弓矢か槍なら何でもありという参照範囲の広さのおかげでで、色々な組み合わせが考えられる。今回新たに飛行主人公できるユニットが追加されたので、飛行デッキに搭載したくなる性能をしているが、それにとどまらず汎用的な活躍をしてくれそう。ネックは自身が戦闘力60しか無く、重量級の割に打点としては頼りない点。全体パンプ持ちを踏み倒すといいかもしれない。

■二つの聖血を引く王子 リーフ

手札から絆加速して味方全体パンプするスキルと、絆エリアにある黄カード全てにBSを付与するスキルを持つ。要するに「1リバで敵移動」ということだが、絆全てをBSに出来るということでPRシグルドと相性がいい。似たような絆加速とパンプが出来る6cカム子と比較されることが多いが、コストが2も軽いので実際の使用感は別物になるしリーフ特有の強みがあると思う。横運用も全然アリだが、主人公にする場合このカードをメインCC先にしてもいいし、未来の賢王リーフの繋ぎにしてもいい。相変わらずセリスとの相性が非常に良いので、15弾の3cセリスや8弾のSRセリスともども使っていきたい。

■願うは争い無き天地 アルテナ

絆のアルテナを裏返して返しのターンまで戦闘力100になるスキルと、相手の2コス以下のユニットを3体までまとめて撃破するスキル持ち。黄のユニットは絆を伸ばすことで数値が出るタイプが多いが、アルテナはあくまでアルテナの絆をやりくりすることになるのでその限りではない。一見すると「主人公札を絆に置いて裏返すなんて……」と思ってしまいそうだが、黄には絆入れ替えや表に戻すスキルが多いため毎ターン100受けも不可能ではない。特にアルテナ絆の代わりになる8弾1cセリスと、裏絆を操作できる15弾3cセリスは必ず合わせて使いたいところ。

■聖騎士トードの再来 ラインハルト

突然のダイムサンダ、どうかお許しいただきたい！

敵を撃破するたびに手札を1枚捨てて未行動化＆戦闘力＋20され、戦闘力100以上になると自力ドローできるようになる。ラインハルトの攻撃が通り続ければ、2リバで手札を減らすことなく3回攻撃できることになり、単体で使ってもかなりの費用対効果が望める。しかしそのまま使うには不安が残るのでやはり何らかのサポートと合わせたいところ。方針としてはリュートやクライネで神速不可を付与して未行動化の成功率を上げるものと、パンプして戦闘力100のハードルを下げるというものがある。ネタと見せかけて実はガチ運用も全然ありえるFEH勢も大満足な一品。

今回はなかなかの良弾なので、新デッキを色々と考えていきたいですね！