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【FEサイファ】緑単ティアマトデッキ

ティアマトのスキルでラグズたちのLVSを引き出すのだ

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単純明解なスキルを持つガウェインに比べてどう組んだものか考え物のSRティアマト。これまでのメダリオンに無いデッキが作れそうだったので色々と構築を練ってみました。LVS持ちのカードたちとにらめっこしながら試行錯誤した結果、良い感じにまとまったデッキを紹介します。

 

主人公のメインCC先である「真金の教導者 ティアマト」は1リバで味方のLVS1~5を引き出す「黄金の教練」と、味方を好きに動かせるLVS3「紅の号令」を所持しています。味方の強力なLVSを引き出すほか、味方全員の配置を変えることができるので、温存したいユニットを後衛に下げる→攻め時に前衛に戻し一気に殴り切るといったプレイングが可能になります。この動きはLVSで牙全体パンプが発動するスクリミルと特に相性が良く、「温存ユニットは殴ってから下げ、次のターンには前衛に戻す」という流れで行ってしまえばテンポロスもありません。持ち前の火力を押し付けるシンプルなビートダウンです。

 

以下キーカード個別解説

■真金の教導者ティアマト

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その1リバが色々な意味を持つ主人公。出来るだけ多くのLVS持ちがいる状態で「黄金の教練」を使っていきたい。主な運用としては前述の通り、ライや自分を壁にして後衛に牙ユニットを溜め、スクリミルを引けたら控えを前衛に戻しパンプして一斉攻撃。ラジャイオンやレオナルド等の軽量ユニットのためだけにスキルを使うのも状況によってはアリなので、ビートプランは意外と融通が利きます。

 

ガリアの獣戦士ライ

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牙主人公の代表をまさかの横起用。LVSが発動すれば戦闘力70、実質射程1~2、牙持ちに支援されれば更に戦闘力+20という優秀な戦闘要員。当初後衛絶対殺すマンである3cオルグを採用していたが、後衛処理は戦闘力70もあれば十分だったこと、フィニッシャーにスクリミルを採用したことで牙の枚数が増えたためライに変更。デッキの半数が牙なのでスクリミル以上の数値を叩き出すことも珍しくない。支援値の平均が下がりがちなLVSというテーマを牙補正でフォローする、この構築における影の主役。ライが戦闘する限りにおいては、このデッキの支援力はむしろ高い部類なのでなるべく多くの戦闘を押し付けていきたい。「牙多すぎるから減らしたいなあ」と思ったらライから抜いていきましょう。

 

■王牙の後継者スクリミル

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フィニッシャーその1。ティアマトのスキルで「紅蓮のたてがみ」が発動するため、実質1リバで牙専用の凱歌が発動しているような状態に。優秀な1cの牙ユニットたちを並べて畳みかける。「決戦の咆哮」はLVS7なので残念ながらこのデッキでは発動できません。この構築の真の主役。

 

■塗り替えられぬ伝説ガウェイン

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フィニッシャーその2。主人公を攻撃するだけでオーブを1枚破壊するパワーカード。本来なら4枚投入しても全然問題ないくらいティアマトと好相性なユニットだが、このデッキでは支援値の兼ね合いで2枚積み。

 

■ゴルドアの長子ラジャイオン

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ロード査定を受けながらLVS2で戦闘力+20、イナがいれば更に+10、そして何より牙アイコン持ち。この手のLVS持ちの中でも特に使いやすいユニット。LVSが相手ターンにも発動するのも優秀な点で、ティアマトの「黄金の教練」とも噛み合っており相手にとっては処理するのが地味に面倒。1cとしては破格の戦闘要員。

 

■闇に舞う翼ネサラ

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スクリミルが出れば70打点のアタッカーになり、ガウェインが出れば後衛の敵主人公を引っ張り出す。要所要所で勝負決める活躍をするおいしいポジションのユニット。計略紋章持ちなのもグッド。

 

■竜鱗族の娘イナ

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緑といえばジルイナ……ですが今回は1cのみ投入。3cイナもかなり強力なカードなので採用候補だったが、手札にイナを2枚抑えるプレイングが重かったので1cだけ採用。このデッキでは並べやすさが重要なので1cだけでもそれなりに活躍します。スクリミルにパンプしてもらわないと非力なユニットなので減らしてもいいかもしれない。こちらも計略紋章。

 

■赤心の神竜騎ジル

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自ターン戦闘力80、支援30という優秀な数値に加えて、牙を展開するスキル持ち。このデッキだと成長スキルはやや腐り気味だが、可能ならスクリミルを成長させてドローすることを推奨。それが無理ならティアマトかライを成長させてLVSをリバ要らずにしておくのが良いでしょう。「己に恥じぬ生き方」は1試合1回が限度なので、使うタイミングは慎重に。

 

■麗しき歌姫リアーネ

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主人公回収&事故防止要員。退避に落ちた5cティアマトを拾います。戦闘はできないけどちゃんと牙アイコンを持ってるのでライやティバーンの参照範囲に含まれる。かわいい。

 

■心正しき弓使いレオナルド

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攻撃紋章弓。支援専用かと思いきやLVSで戦闘力が50になるので1cとしては意外な打点が出る。終盤でも後衛処理に参加できたりして、牙が無いことを抜きにしても優秀。

 

■宿敵を待つ少女ワユ

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ティアマト主人公なら入れとくべきでしょってことでピン刺し。1リバキルソは確かに強力だが、このデッキは低支援なのでいざというときにあんま頼れなかったりする。

 

ガリア王カイネギス

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わざわざ1枠設けてぶちこんでみた枠。圧巻の戦闘力100によりリバが底を尽きてもライ以上の固さで壁をこなすことが可能。あわよくば生き残って次のターンで展開の手助けになったりする。コストが激重なうえにジルでも召喚できないので出す機会に恵まれない……。素直に4cネサラやニケさん辺りと入れ替えた方が良いかも。場に出しさえすれば(相手に撃破スキルが無ければ)強い。

 

 

このティアマトに近い構築として、スクリミルを主軸にする「牙サナキ」というデッキタイプがあります。両者を比較してみると、実際にユニット成長をさせるサナキは、成長をトリガーにした様々なスキルを誘発することが出来る点で優れています。具体的にはスクリミルを出すだけで1枚ドロー。これのおかげでサナキ主は手札に余裕があります。またユニットがちゃんとレベルアップしている扱いになるので、マーシャやエリンシアのCCSも使用することが出来ます。そしてサナキ自身がリバースを使わないので絆にも余裕があります。ティアマトではブレスを撃つ絆が確保できなくて抜けてしまったクルトナーガも搭載できちゃうわけですね。

逆にティアマト主で優れている点はLVS5を発動するハードルが圧倒的に低いこと。サナキで5枚重ねるのは正直ロマンの域ですが、ティアマトならスクリミルの牙凱歌やガウェインのオーブ破壊が1リバで使えるのが何よりデカい。さらに退避を肥やす下準備が一切いらないこともかなり大きいです。最近増えてきた退避エリア一掃や無限エリア送りは多くの緑主人公にとって痛手ですが、ティアマトにはほぼ関係ありません。

改善点としてはやはり手札がキツいので、4cネサラを入れる等ドローソースが欲しい。牙持ちをこれ以上減らすとライの受けが信頼できなくなってくるので、それならガウェインを主軸にした構築に切り替える方が良いでしょう。その場合は3cハール等も採用候補になってくるので支援値の問題はある程度解決します。今回ちょっと自信作なので解説が長くなりました。思ってたより全然強かったです。以上デッキを練りこむのが楽しい新ティアマトでした。