【スプラトゥーン２】オールウデマエX達成
スプラトゥーン2にて、オールウデマエXを達成しました。長くつらい道のりだった……
嬉しい反面かなりしんどかったので、スプラはしばらくお休みでいいかな……と感じております。なぜしんどかったかについて、このゲームに対する明確な不満があるのでそれについて語っていこうと思います。ぶっちゃけゲームそのものは全然悪くないんですけどね。今さらようやくXに到達した時点で自分が大した腕前ではないということは、スプラユーザーの方なら分かるでしょう。しかしそれでも語りたい。
■ゲーム自体はやばいくらい楽しい
ゲームに関しては文句は無いです。よくもこんな面白いゲームを世に出しやがってと心から思ってます。バランス面で「○○強すぎ！」「○○弱すぎ！」っていうのはありますが、自分は「ゲームバランスは多少尖っていた方が名作」理論の支持者なので許容範囲内です。ちょくちょくアプデで調整が入るし、エイム練習は無駄にはならないので、弱武器を使う価値が一切ないというわけでもないですし。ただスライドが強すぎるのでどうにかして欲しい。
■マッチングによる苦しみ
スプラのマッチングは機能しすぎています。フェスでは勝率が毎回ほぼ5分に収束してます。「マッチングで勝率操作されてるとかキ○チガイの発想だろ」と自分も最初は思ってたんですが、実際に連戦しているとマッチングを操作している何者かの存在を感じずにはいられません。ネットでは「さっきまで連勝モードだからそろそろ連敗モード入るわ」なんて揶揄されてたりします。
そしてこの機能しまくりのマッチングは、ガチマッチにおいて自分のような「ギリギリで次のウデマエに到達できず踏みとどまってる人」に対して特に辛いものがあります。こういう人たちにとってゲームをプレイする報酬って、ほとんど「次のウデマエに到達すること」しか無いですよね。しかし調子よく連勝を重ねていると、マッチングによる阻止を食らいます。どういうことかと言うと「勝つと味方が弱くなり、負けると味方が強くなる」という風に、報酬の概念が綺麗に逆転してしまうのです。あと少しで昇格という時に見えない力が働いて妨害されているようでストレスを覚えます。スプラは1試合が基本5分以内に終わるのでサクサク連戦できます。そして戦果を反映したマッチングによるストレスに被曝することになるのです。
■多分このマッチングの恩恵も多いのだろう
一方で、このマッチングの恩恵は多いのだと思います。むしろ救われてる人の方が多いんじゃないでしょうか。簡単な話、弱いプレイヤーがマッチングの加護もなく一生狩られる側だったら、こんなゲーム二度とやるかボケってなりますよね。自分が連敗したときも、知らず知らずのうちにマッチングのおかげで降格を免れていたことがあったかも知れません。ゲーマーなんて文句を言う時が一番饒舌になる生き物なので、もしかしたらネットで言われてるほど露骨なマッチングではないのかも知れません。
そもそも他のウデマエXのプレイヤーは同じマッチング条件下でXに到達したんだから、昇格できないならそこが君の適正レートなのでは？って話ですよね。某プロゲーマーのウメハラ氏も昔「ゲームに飽きるんじゃなくて成長しない自分に飽きるのだ」みたいなこと言ってて、まさにその通りだと思います。
■しかしそれでも報酬が無い時期はつらかった
やっぱ対戦ゲームなんて勝ってナンボのゲームなので……。スプラの場合ウデマエXという明確なラインがあるので、「あと少しで昇格だ」→「ゲージﾊﾟﾘｰﾝ」→「ああああああああああああ」という流れで報酬が得られない時期をループすることがあります。やはりそういう時はプレイしてて楽しさよりもしんどさが上回ってました。じゃあやめろよって言われそうですが、ゲーム自体が面白いので……。
それを思うと格ゲーが廃れた理由がなんとなく分かる気がしますね。基本的に勝つことそれ自体が報酬で、報酬が貰えない人は続ける理由が無いですからね……。ソシャゲが流行るのも分かります。格ゲーの努力は裏切るけど、ソシャゲの課金は裏切らない。払った対価にふさわしい報酬が約束されているのです。
そう考えるとスプラのマッチングは全然間違ったことをやってないんですよね。上手いプレイヤーも下手なプレイヤーも等しく客。なら下手な人がすぐやめてしまわないようにするのが良いに決まってる。ただその裏でマッチングにムカついてる連中がいて、そういうのは自分みたいなわざわざネットで愚痴ってしまう中途半端な実力の層というわけです。
ガタガタと文句を垂れてきましたが、ウデマエX嬉しい！！！！！やったぜえええええうおおおおおおおおお！！！というわけで自分がウデマエXまでに使ってきた相棒たちを紹介します。
パブロ。自分が一番使ってたブキです。「筆なんか使ってるからX行けないんだろ」と言われそうですが、まあ実際そうでした。S+3あたりから猛烈に伸び悩み始め、しぶしぶ他の武器に持ち替えた経緯があります。全ブキの中で最も体力を消耗するブキで、パブロを使ってガチマッチを20戦ほどすると、体温が37.2度くらいになります。チャクチはクソクソ言われてるけど、パブロとの相性はまあまあ良いんじゃないかなあ。スプラボムと併用できるのも唯一だし。Xでも調子のいいときにエリアで使えば結構勝てたりします。アサリは普通に通用すると思ってます。イカニンジャは付けない派です。
傘。塗りが弱い武器は使う気にならなかったので、パラシェルターに手を出しました。かつて修正前はヤバイヤバイ言われてたけど、修正後に使い始めたので、自分では結果は出せなかった……。楽しいからしばらくは使い続けたけど、撃ち合いで勝った記憶が無いのでなかなかのクソ地雷傘だったと思います。
わかばともみじ。２のガチマで初めて使ったシューター。こんな簡単にキル取れていいのかよｗｗｗとか思いながら使ってました。流石に今は割と限界を感じていますが、やっぱり初心者向けなので使いやすかったです。世間一般の評価は「わかば＞＞＞もみじ」らしいですが、見ての通りもみじばかり使っています。アーマーでの打開のやり方が分からないんすよね。脳死ロボム2連投と思考停止アメフラシという脳みそ縛りプレイにも関わらず、ホコはこれでXに行けてしまった。Xでは通用しないと思うので多分もう使わないです。
バレスピ。ヤグラで勝つために持ち出した。しかし普段短射程ばっか使ってるやつに使いこなせるはずもなく、ハイプレを撃つ機械と化してました。味方負担がヤバかったと思います。しかしハイプレが強すぎるためハコフグとかならそこそこ勝ててしまった。スピナー上級者のとある動画投稿者によれば、無印バレルはちょっと現環境ではキツイみたいですね。180ポイントでバブルが使えるバレデコの方が強いとかなんとか。
黒ZAP。にわか仕込みのバレスピに限界に感じて使い始めた。撃ち合いが苦手な自分でも撃ち合いに勝てるくらいメインが使いやすい。めっちゃキル取れます。デボンヤグラが勝てなさすぎて発狂していたとき、ヤグラ初期位置付近の金網裏にキューバンを張り付けておくだけで敵が勝手に死んでくれることを発見したため、無事ヤグラXとなりました。あんまり使い込んでないけどお気に入りのブキ。
キャンピングシェルター。血迷って担いでいたが結構楽しかった。パージしてバブル吐いてアサリ入れて死ぬ。しかしそれでXになれるはずもなく、アサリは結局パブロとかZAPとか色々使ってXにしました。このブキ使いこなせる人尊敬します。
ロラコラ。1のころはほぼロラコラしか使ってなかった。ダイオウが無いローラーなんて使えるかバーローと思ってずっと使ってなかったんですが、スフィアがどんどんアプデで強化されていったので手を出しました。打開性能はダメダメだけど、抑え時はビーコンとスフィアで前線維持できるので結構強かったです。ショッツルでめちゃくちゃ活躍しました。個人的に1のロラコラより好きかも。世間一般の評価では「無印ローラー＞＞＞ロラコラ」らしいですが、無印がこれまた全然使いこなせない……。自分の場合無印よりパブロ使う方が強いです。
ヴァルフォイ。最終的に行き着いたブキ。こいつでエリアX達成しました。最初期はクソザコだったのに、いつの間にかアプデで別物になってた。とにかく縦振りの塗りがべらぼうに広い。これに尽きます。芋りながら縦振りしてるだけでエリア確保できて塗状況有利になるのでキルも取りやすい。世間の評価は低いけど、オールX達成してくれたブキなので愛してます。近接戦もできるのに、塗りはそこらの後衛武器を凌駕してるって普通に強くないですかね？
色々ネガティブなことも書きましたが、スプラトゥーン２は神ゲーです。１と２合計で1500時間プレイした自分が保証します。今でも毎月数万本くらい売れてるらしいし、今から買っても全然楽しめます。ただし、自分はしばらくスプラは休憩します。
次はそろそろサイファのデッキ記事書こうと思います。
